既存のファッション業界の枠組みの中で、新人のファッションデザイナーが成功するのが難しい時代になってきています。
「展示会やショーを行ってビジネスを拡大していく」という硬直化したビジネスモデルでは、食べていけるデザイナーは一握りしかいないのが現状で、また、食べていけたとしてもリターンは決して多くありません。
では、どうすればいいのか?
今の時代はシステムからファッション性を見直していかなければいけません。でも、ファッションの持つ可能性を、私たちは信じています。ファッション業界という狭い範囲ではなく、枠を取り払って自由に物事を考えれば、新しいファッションのヒントはきっと見つかるはずです。“me”は服を作る技術を教わる場でも、新しいビジネスモデルの答えを教わる場でもありません。
“考える力と実行する力”を養うための“学びが発動する場”です。
既存のシステムを覆し、自由な発想とクリエイションでアジアからグローバルに挑んでいきたいという気持ちのある人を“me”は求めています。
ドゥーコースは、これからのファッションデザイナーとしての在り方を模索し確立するコースです。
はじめにデザイナーとして「自分に何ができ、何をしたいのか?」を明確にします。
自らが定めた目標に向かいコレクションの制作を進め、講師とマンツーマン形式でのチュートリアルを授業毎に行います。
また、作品のプレゼンテーションを行うことで、これからのデザイナーに欠かせないコミュニケーション力のスキルアップを図ります。
ブランドとしてクリエイションがどのように社会と繋がっていくかを考察し実行することによって、プロのファッションデザイナーとしてのブランディングを高めていきます。
前期 5月~10月の間:計12回 土曜日 1回4時間
後期 11月~3月の間:計12回 土曜日 1回4時間
フィールコースは、シンクコースで向き合って発見したオリジナリティをよりファッションとして拡張していくクラスです。
1年をかけ10体のフルコレクションを制作し、各々のコレクションにあった見せ方を模索し発表するところまでを目標としています。
講師とのマンツーマン形式でのチュートリアルを行うことで、一人一人それぞれに適したコレクションの広げ方を探究していきます。
講師とのチュートリアル以外に、毎授業で生徒間でのプレゼンテーションと、前期・後期に二回ずつ外部講師を招聘したプレゼンテーションを行うことでファッションを通したコミュニケーション力を養っていきます。
前期 5月~10月の間:計12回 土曜日 1回4時間
後期 11月~3月の間:計12回 土曜日 1回4時間
前期: コンセプトメイキング、リサーチ、ドローイング、マテリアル実験など〜コレクションのデザイン画ラインナップの作成とトワル組、順次制作。
後期:10体以上のコレクションの完成。プレゼンテーション。
シンクコースは、さまざまなワークショップの中で自ら手を動かし、コミュニケーションを取ることで、広い意味でのファッションに触れ、自分自身とファッションの関係性を模索していくコースです。
デザイナーだけではなく、あらゆる可能性の中からファッションと関われるよう、ファッション業界で活躍するゲストを招いた講義も織り交ぜながら次世代のファッションを考えるクラスです。
また個別チュートリアルを設けながら学生一人一人の個々におけるアイデンティティを追求していき、今後のクリエイションの軸となる部分を探求し、それを踏まえ、どのように次の世代の未来を作っていくかを考察していきます。
前期 5月~10月の間:計12回 土曜日 1回4時間
後期 11月日~3月の間:計12回 土曜日 1回4時間
前期
第1回 自己紹介、やってきたこと、ここでの目標の設定
第2回 ドローイングについての講義、ワークショップ
第3回 写真についての講義、ワークショップ
第4回 個別チュートリアル
第5回 スクラップブック、ポートフォリオについての講義・コラージュのワークショップ
第6回 グループワーク制作のワークショップ、ディスカッション
第7回 個別チュートリアル
第8回 コンセプトとマインドマップの講義・現代のコレクションの解説(ルーツ~デザインの流れ
第9回 素材についての講義
第10回 衣服の形についての講義・素材と形をテーマにしたワークショップ
第11回 個別チュートリアル
第12回 前期プレゼンテーション
後期
第1回 リサーチとディベロップの講義①
第2回 リサーチとディベロップの講義②
第3回 個別チュートリアル
第4回 スタイリングとエディトリアルの講義
第5回 ファッション以外のデザインについての講義(建築、写真、工芸、テクノロジーなど)・テーマを設けたワークショップ
第6回 個別チュートリアル
第7回 ムードボードの講義
第8回 コレクションとプレゼンテーションの講義・グループ制作のワークショップ
第9-11回 個別チュートリアル
第12回 最終プレゼンテーション
MIKIO SAKABE学長・デザイナー
坂部三樹郎は1976年生まれ。2002年にエスモードパリを卒業、その後アントワープ王立美術アカデミーに進学、ファッション科を主席で卒業した。
2007-08年秋冬シーズンのパリコレクションにプレゼンテーション形式で公式参加。
同年、東京ミッドタウン内の21_21デザインサイトで行われた展示会「ヨーロッパで出会った新人たち」インスタレーションを発表。
2010年、ミキオサカベよりシュエ ジェン ファンが「ジェニー ファックス」を設立。
2016年春夏コレクションは、ミキオサカベとジェニー ファックスが初めて合同でショウを開催。
吉田 圭佑
1991年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。coconogacco、ESMOD JAPONを経て2015年にKEISUKEYOSHIDAを設立。
2016年春夏シーズンより東京コレクションに参加。
半澤 慶樹
1992年福島県生まれ。文化服装学院、coconogaccoを経て2016年にPERMINUTEを設立。2018年春夏シーズンより東京コレクションに参加。
青木 明子
1986年 東京都生まれ。2009年、女子美術大学ファッション造形学科卒業後、ロンドンのセントラルセイントマーチンズにてファッションを学ぶ。2014年より”AKIKOAOKI”にて活動を始め、2017S/Sより東京コレクションに参加。
玉井 健太郎
セントラルマーティンズ美術学校 メンズウェア学科卒業。
ロンドンにてマーガレット・ハウエル UKのアシスタントデザイナーを経て帰国
2007年4月 株式会社リトゥンアフターワーズを設立
2008年9月 東京コレクション初参加
2009年4月 リトゥンアフターワーズでの活動を中止し、独自のデザイン活動をスタート
児玉 耀
立教大学在学中、ここのがっこうにてファッションデザインを学ぶ。
卒業後、英Central Saint Martinsに入学、ニットウェアのデザインを学ぶ。
在学中、Thom Browne New York, Ports1961 のデザインチームでインターンを経験。
卒業後、国内ブランドでデザイナーを経験後、2022 SSより自身のブランドflussをスタート。
募集学科 | Do-course Feel-course Think-course 11月末より授業を開始いたします。基本的には教室にお越しいただき受講いただくことをお勧めしますが、オンラインでの参加も可能です。 |
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応募資格 | 既存の“ファッション及びデザイン”システムを覆し、自由な発想とクリエイションでアジアからグローバルに挑んでいきたいという気持ちのある人 |
募集定員 | Do-course:10名 Feel-course:20名 Think-course:30名 |
選考方法 | Do-course:通年のクラスのため後期の募集はありません。 Feel-course:通年のクラスのため後期の募集はありません。 Think-course:下記申込フォームに記入の上、履歴書を添付してください。(11月25日募集締切) ※Do-course、Feel-courseの受講はポートフォリオ審査の通過が必要になります。また、ポートフォリオ審査の結果、他コースの受講をお勧めさせていただく場合もございます。 ※履歴書はこちらをご利用ください →履歴書 ※お申し込みフォームはこちらから →申し込みフォーム (履歴書やポートフォリオもPDF形式でこちらから提出ください。) ※審査後、こちらから受講の可否についてメールにてご連絡いたします。 |
説明会 | 体験授業を下記日程にて開催いたします。 ①11/16(土) 13:00- ②11/16(土) 16:00- 詳細はInstagramにてアナウンスいたします。 meのInstagramはこちらから↓ https://www.instagram.com/meschool.fashion |
学費(通年) | Do-course(通年) 200,000円(税別) Feel-course(通年) 200,000円(税別) Think-course(半期) 100,000円(税別) |
場所 |
Do-course 東京都渋谷区富ヶ谷1-46-9 OTビル2f Feel-course、Think-course 東京都渋谷区富ケ谷1丁目14−16 スタンフォードコート 303 |
運営会社 | three treasures株式会社 |